旅するあなたへ

(ギリシャにて記)
旅を始めて、東南アジアを周る最初の頃は、

日本人とほとんど交流がなかった。


一番最初の交流は、マレー半島を縦断(南下)している時、

マレーシアのフェリーのターミナルで出会ったオカダさんだった。


ほぼ同世代っていうこともあって、話が弾む


オカダさんは僕らと会う前に、北インドを3ヶ月旅して、

それからクアラルンプールからバスで南下してきていた。


僕らがこれから行こうとしていたインドの情報を豊富に

持ち合わせており、いろいろ教えてもらった。


その他にも、鎌倉に縁があって、共通の話題に花が咲き、

結局、フェリーターミナルから、島滞在、そして

フェリーターミナルへ戻るまでの4日間を一緒に過ごした。



そしてインドへ入ると、僕らは日本人の個人旅行者と

頻繁に話をするようになった。

みんなお互いの無事を確認するように、

無事に来れた?? という会話から始まり、

こんな目に遭ったとか、大変だった話を持っていた。


バングラデシュのダッカへ飛行機で入って、

陸路でコルカタからインドへ入国した人や

夏休みを利用してデリーからやってきた学生や社会人。



僕らの陸路入国も緊迫していたけど、

それほど大きな被害には遭っていなかった。


大きなお金を騙し取られたり、トラブルの話を聞くと、

あぁ僕らはまだラッキーだったんだなぁとも思う。


しかし時にかなり強引にワザワイをはねのけても来たし、

特に新しい町に着いて、駅を下りた瞬間から

宿を決めるまでは、何度怒鳴っただろうか 



特に、日本からの直行便でデリーに降り立つ場合、

夜着になるらしいのだが、そこからの移動や宿探しは

個人旅行者の苦労話が絶えることはなかった。


会う人会う人、なんらかの詐欺、トラブルに巻き込まれており、

なかなかデリー着はハードルが高いそう。

それでもこの旅に期待する一人旅の若者は、

とてもかっこ良かったな。


いずれ世界一周をしたいと言う。



僕は大人になって、ずいぶん経つ。

世界一周の旅をしたいと初めて思い描いたのは9年前。

HPの片隅に載せたまま、ずいぶん時間を経て今ここにいるが、

今ここにいることに、どれほど僕の心が躍っているか。


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世界一周なんて、超気持ちいいよ。

ただ、世界一周するなら、できれば夫婦なり仲間なり2人がいい。

これを共有できるなんて、マジ最高。



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ジャンル : 旅行

おれたちは東洋人

 
世界をまわっていて、

どこの国の人達も、旅行者にはとても親切で友好的だ。

・・・観光地を除いて。



メジャーな観光地を歩いていると、

「ジャパニーズ? チャイニーズ?」

と客引きに声をかけられる。


ジャパニーズと応えると、

「コニチハ。トーキョー。オーサカ。 」

などと返してくる。

これだけでも世界中で言われると、マジでウザイ。



ジャパーニーズと応えると、

時には、「ジャパニーズならウェルカム」 と応えられる。


これは観光地に限っていると思うが、

チャイニーズは世界であまり歓迎されていない。


一方で、ジャパニーズは、ジャパンマネーの力を持った

小さな大国と、特別視されている。

しかしそれは、観光地では本来の意味ではなく、その腹は、

気前良く金を引き出せるカモとして見られているにすぎない。

だからウェルカム。


その両者は、皮肉にも

僕ら自身はある程度見分けることができるが、

第3国の人達には、全く見分けることができない。


だから、ジャパニーズ? チャイニーズ?

と何度となく聞かれる。

本当にウザイ。



あぁおれは日本人でよかった。 とは

簡単に思えない気持ちがある。



それは東洋人として。



たまたま日本人に産まれたからだろう。

おれが中国人だったらどうだろう。


あるいは日本が中国のような位置づけだったら

どうだろう。

生まれながらにそのレッテルってどうなんだ。



その中国人の最近の実際は、

東南アジアと、世界的有名観光地では、

チャイニーズの団体客をよく見かけた。

海外旅行ブームといった感じだ。

時折、マナーについて、物申したくなるときもある。

が、中国マネー恐るべし、と感じずにはいられないほど

ブランド店のショッピングバッグを束ねて、次々買っていく。

それはかつての日本人のイメージではないか。




世界を旅をしていると、

国の違いを見ると同時に、人種(ルーツ)の違いをはっきりと感じる。

顔付き、体付きの違いは、思ってる以上に多民族に分かれていて、

多くの国は、他民族国家というか、

何割が**人、何割が**人という具合に集まってひとつの国がある。




に比べて、国が違えど、見た目にあまり変わらない

東洋人(日本人、中国人、韓国人、台湾人)は違いがわかりにくい。

いや、どうみても同じルーツに見える。

日本人も細かくには北方、南方とルーツはひとつではないが、

欧米人に比べて体が小さく子供っぽく見える点は共通している。

そんな東洋人は、基本ナメられてる。

そして欧米人は気を使われている。



日本人であることと同時に、東洋人であることを意識させられる。

この2つは同時でありながら、

なかなか同時に自分の中で消化できない。


ついつい

「自分は東洋人だけど、日本人だから、中国人とは違うよ。」

と、思ってしまいたくなる自分がいる。


それが最近いやでもある。



おれは東洋人。

だが、何人だろうが、ナメられるのはごめんだ。

ナメるなら噛み付いてやる。




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旅に出るあなたへ

 
このブログを通し、何か気づいただろうか?


そう、こうして世界を巡っていると、


同じように旅している日本人の旅人に出会う。


1ヶ月、3ヶ月、1年、2年・・・旅する者たち。


仕事を中断し、バックパックを背負い、旅に出ている。


旅をしている日本人の仲間は、


あなたが思う以上にたくさんいる。


旅に出なければ、彼らのような存在に気づくことはないだろう。


みんな仕事を中断し、


社会からドロップアウトしたのだろうか?


アウトローなのだろうか?



いろんな人がいるから、全てとは言わないが、


彼らと会って話しをしても、とてもそんな風には感じない。


みんなどういう思いで旅に出たんだろう。


意外と一番聞きたいことが聞けてない。




漫画の中でも、映画の中でも、


多くの主人公は、何らかの旅をしている。


それは物語の中だけの話だろうか?




世界一周という言葉には、あらがい難い魅力がある。



子供の頃、本や映画から想像していた世界、


大人になって、ニュースでしか目を向けなくなった世界、


こうして今は自分の肌で感じることができる。



つまり、、


子供の頃の想像は、世界はもっと平和だったはず。


しかし大人になって身に付いた世界のイメージはどうだろう?


TVで見る海外ニュースは、


不幸な事件・事故・テロばかり。


そりゃそうだ。


事件が無い事をニュースにしたりしないもの。


もちろんそれらは実際に起こっている事実であり、


それを伝えるために命を張っている人達がいる。




だが、世界はそんな不幸の寄せ集めだけではない。


その国に渡る前のイメージと、


実際に訪れたイメージはあまりに違う。


特に先進国ではない国においてはなおの事。


ニュースに流れるのは、事件・事故・テロだが、


訪れて目撃するのは、生活。


違ってて当然。


けど、その当たり前の事すら忘れてしまっていたほど、


TVのニュースの刷り込みは強い。




そう考えると、子供の頃と、世界が変わったんじゃなくて


自分が仕入れる情報源が変わっただけだった。


今はどんなニュースよりも現地の生声が重要。


結果、今でも世界は旅する事ができる。





世の中に溢れている情報はフェアじゃない。


多くは誰かの利益を盛って、あるいは誰かの主張・考えを盛って


伝えられている。


その全てが悪いことではないが、


受け止める側にも自覚が必要なのだ。



どんな一日(人生)を送りたいかで、


情報は自分で選ぶことだ。





言葉では説明が難しいのだが、


こうして情報の少ない国々を訪れていくと、


自分の抱いていた謎が次々解けていく。



今まではそこに興味を抱いたとしても、


どこにも答えは載ってないわけで。


ガイドブックやニュースでは謎は深まるばかり。


実際見ると、あぁそういうことだったのか。 と。



* * *



これを書いてる時、モロッコのフェズという町の旧市街にいた。


世界一の迷路と言われる、怪しい旧市街フェズ・エル・バリ。


すぐに方向感覚を失う。



IMGP1605_360.jpg 



迷えば、たちまち偽ガイドが寄ってきて、次々と声をかけ、


最後には汚い言葉を浴びせ去っていく。


だが、この町に来なかったら、この町は謎のままだった。


ここは、まるでリアル・スターウォーズの世界。




若者よ、もっと旅に出て目線を変えてみよう。


まず最初に日本が違って見えてくる。


それはまた別のお話。


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想像を飛び超える日

 
・・・会ってみたい。


「ねぇ、一度会ってみようよ。」


そう2人で話してコンタクトを取った。


急なお願いを快く引き受けてくれたのは、 
 

Professional photographer / AKI  DEMI さん。


AKIと同じ名前。 そして同世代。


何か惹きつけられるものを感じたから、


この方にお願いしようと、2人共会う前に心を決めていた。 




この旅のあいだに、たくさんの人々と出会った。


普段なら交わらないであろう人達もたくさんいる。


そうであればあるほど、刺激をもらう。


“できっこない” を目の前で覆されるほどに、


自分が持っていた先入観や、


常識ぶった顔をした偏見を投げ捨てる事に


気持ち良さを覚える。



想像を飛び超えていく人達。


かつ、その手に技術を持つ人は、自信がある。


それが同世代となれば、僕らも刺激を受けないわけがない。


だから、


「AKI  DEMI さんに写真を撮ってもらう。


 メキシコのカリブ海、カンクンで。」



* * * * *



打ち合わせの後、

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撮影当日を迎える。


ヘアメイクが始まり、


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なにやらできあがっていく。。


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そうして、撮影は始まった。



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カリブ海、34℃の日差しの中のロングフォトセッション、
 

お疲れ様でした。


なんだか同世代のAKI  DEMIさんに、


あぁしたい、こうしたい、


とたくさんわがままに注文してしまったけど、


それに乗っかってくれて、アイデアを出してくれた。


楽しい、そして思い出に残るフォトセッションでした。


AKI  DEMI さん 本当にありがとう☆





その一部を載せます。 





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間違いなく想像を飛び超えて行きました。



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AKI  DEMI さん ありがとう☆

また会う日まで。

keep in touch.
 

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Cancun / MEXICO


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ブログ・プロフィール
「300日間 世界一周
(Around the World in 300 Days)」

著者: TAKAO & AKI

TAKAO & AKI

  
いまだ地に足が着いていない
30代バックパッカー(夫)と、
南国志向の元ダイビングインストラクター(妻)。
夫は12年間エンジニアとして
勤めた会社を辞め、
列車・バス・徒歩・船・飛行機を乗りついで、
300日間(+延長)、夫婦で
世界30カ国を旅したお話。

*ブログ開設
 2011年3月31日
*旅の期間
 2011年6月~2012年5月

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