この1年半で得たこと

 
この旅は、いろんな収穫をもたらした、僕の分岐点でした。


IMG_0716_300f.jpg 



(1)会社という傘を捨て、

  旧態依然たる日本社会の価値観から、1年弱離れる。 

  ことによって気づいたこと。


(2)他の国から幸福、治安について学んだこと。

  現地の人から学んだこと。

  旅人から学んだこと。


(3)旅の間、ほぼ24時間、夫婦でともに過ごし、


  様々なトラブルを2人で話し合い、

  感動を語りあり、体験を共有したことで築いたもの

  バックパックの荷物だけで、1年弱生活する。

  ことによって得られたこと。


(4)存分に冒険し、旅を楽しむ。

  やりたかったことをやって、行きたいところへ行く。

  ことによって得られたこと。



いろんな切り口がありますが、

その中で、根幹とも言えることのひとつは、


「 日本社会の価値観で “ヨシ” とされていたものの半分は、

 自分にとっては必要の無い刷り込みでした。

 (時代が変わって価値が変化したものや、

 違和感を感じつつ受け入れてきた他人の価値観)

 そして残りの半分は、日本人として失いたくない

 世界に誇れる素晴らしい価値観でした。」


ということです。

自分が重きを置く価値の基準がだいぶはっきりしました。

コレ何も中身説明してないけど。

具体的な内容についてはパーソナルなことなので

今はブログには書きません。 はい、すみませ~ん。


それに、具体的に説明しても反感買うだけなので、

載せられないのです。

日本社会ではヨシとされてきたんだから。

実感が伴わないと、頭は反発するし理解ができないです。

そのために身をもって体験する必要があって旅立ってる。

そしてこれが僕の収穫。



旅に出て価値観が変わった? と聞かれたら、

変わった。と答えるんだけど、

説明しようとすると一言じゃとても言えないので、

こうして書いてみようかと思ったんです。

けど、この内容では、

結局ブログには載せられないことに気づいた。



* * *


会社を辞めて、日本社会の価値観から当分離れるということ。

これをデメリット、損失と考える人は、この先を読まなくて良いです。


僕にとっては、リスクを伴う大きなメリットでした。

会社・都会を離れ、損得、しがらみがなくなったら、

見えなかったものがだいぶ見えるようになりました。


IMG_2719_300f2.jpg 



それは在職中に、想像力を駆使しても

ぼやっとしか見えなくて、イライラが募ってました。

いろんなもの(安定、損得、しがらみ)が頭の中で

邪魔しちゃうんですよね。


僕の場合に限ってですけど、離れてみると

会社にいつづけることには、思ってたほど意味がなかった。

(もちろん意味はたくさんありますよ。)

それよりも旅に出て、ようやく人生を前に進められるという

期待値の方が大きい。


辞めてワタワタ焦っていると何も見えてきません。

健全な心と、健康な体と、確立された自分のルール(価値観)が

あってこそですね。

不安はちゃんと解析すると、別の問題だったりする。

そうやって道を決めるやり方なんですよ、僕の場合。
 


日本の社会は巧妙な仕掛けがされています。

かつては仕掛けじゃなかったのかもしれませんが。

昔はそれでうまくいってたんだと思います。

不動産・銀行・企業広告・政治・・・これだけ書いとけばいいか。

そして会社を動かす年代の人達はバブルを経験しています。

僕らの世代以降は、同じルールで生きてはいけないと思います。

自分のルール(価値観)を確立していないと、

よかれと思って昔と同じものを目指して、

やらなきゃいけない(と思われてる)事をこなしているうちに、

人生のエピローグは早々に来てしまいます。

それがわかってるなら、

組織にいても流されずに済むかもしれないですけど。

時間はあっと言う間に過ぎていきます。


言葉にならなくとも、

これほどまでにたくさんの若者が

日本を飛び出して長期の旅に出ているのは

そういったことに気づき始めてるからだと思うんだけどな。


IMG_5036_300f.jpg 


テーマ : 世界一周
ジャンル : 旅行

この旅を通じて得たこと

 
この旅を通して得たことについて書こうかな。

いろいろあるので順々に。

それは、


「今まで当たり前だと思っていた毎日は、

 実は当たり前ではなかった」



そんなことは、

旅に出る前から頭では知っていた。

言葉にすると、なんだかとてもありきたりで

チープに思えてしまうかもしれないけど、

自分の身体で実感することの意味は大きい。

旅から帰国し、日常に戻り、心から理解できました。


日本での生活レベルはあまりに高くて、

世界から見たら、当たり前じゃなかった。


背後を気にせず歩ける日本の治安は

当たり前じゃなかった。


毎日違うメニューを食べられることは

当たり前じゃなかった。


屈辱を感じずに生きることができるのも

支配されずに生きることができるのも

マラリアや感染に怯えずに暮らせるのも

毎日怒鳴りあわずに過ごすことができるのも

憎しみを持って生きる必要がないことも

大きな力によって大事なものを奪われる不安で

毎日を過ごす必要がないことも

当たり前じゃなかった。


自分のいる場所を知るには外に出るのがいい。

だから旅は良いのだと思う。





「価値観の多様性」

西洋の価値観に照らして、

貧しいとか豊かとか、悪とか善を "一方的に" 計るのは、

価値観の押し付けで、自己中心的な思いな気がして

ちょっと違うんじゃないかって。



電気のない土地で、

日々生きている人々の生活を、貧しいと呼ぶのだろうか?

彼らは古くからの様式を守り、生き抜く知恵を受け継いで、

自然と調和して生きている。

彼らは僕らの生活を望むだろうか?

僕らは彼らの生活を望むだろうか?



その土地の様式、文化、思想、宗教、価値観の多様性というか、

そういう異文化に触れるとき、多様性って言葉が浮かびつつ、

時々自分の常識が異習慣を受け入れることを邪魔するけども、

あぁこれも自分のアイデンティティなのかって気づいたりもして。

そういう自分の中の摩擦を楽しめる柔軟さを持ち合わせると、

旅は楽しいんですよ。


帰国して、日本は他者への否定が多いなって感じてしまいました。

こうすべき、こうしなければ、それは正しいとか間違ってるとか、

立場、文化、宗教、環境が違えば、正しいことも違うだろうに、

自分を肯定させるために、他者を否定する手法は悲しいですね。

冷静な意見交換、議論ができないというか、

違いに慣れていないんでしょうか。

これが日本社会のストレスの元凶だと思います。


それぞれの立場でそれぞれの価値観で語るのは

もちろん良いけども、

毎度声が大きい意見に世界が支配されるのは危険だし、

マイノリティの声がかき消されるのはつまらない。

結論をひとつ求めるのは良いんだけど、

ひとつの結論、一色に染めようとする風潮は

不気味でもあり、いやだなって思う。

まぁ旅に出る前からこれは思っていたことですけども。



「いろいろな形の支配」

一方で、絶望を感じながら日々を過ごしている人達もいる。

でもその絶望的な状況は人間によって作り出されていたり。

しいたげられ、おびやかされ、恐怖とともに生きる人達。

生まれたときから逃げることはできない。

世界は巨大なカースト制度だと思いました。

僕らはたまたま恵まれた立場に産まれた。

一生素手でトイレを掃除する仕事しか許されない

立場に産まれることと、一体何が違ったんだろう。



先進国の人々は、人々の幸福のため。という大義名分を掲げて、

新しい未来を次々創造し、大量消費を伴う発展を進化と呼び、

便利な世の中を維持するために、

(本当は自分達の経済を維持するために)

自分達の住む土地だけでなく、

グローバル化の名のもとに、世界中から資源を掻き集めて

消費と排出を繰り返す。

僕達の生活は調和しているように見えて、

どこかに犠牲を払わせている。

経済的優位を利用して、その犠牲の対価として金を払い、

その土地の価値観を書き換えていく。

時にはその金を巡り、現地で紛争が起きる。

価値観の侵略。 外部不経済。




そして、「実体験」 の大切さ。

自分の目で見て、自分の五感で感じて出す自分の答え。

それが一番納得できるじゃないですか。


世の中に情報は溢れていて、

どんどん知識を溜め込むことができるけど、

出来事をやり過ごすことに慣れてしまったのか、

感性を磨くにはそれだけではいけないんだなと思う。

疑問は、知識に始まって、できれば実体験で完結させたい。



ブログを書きながら思うのは、

言葉にすればするほど、伝えようとしている内容が

実体験の匂いから遠ざかっていくようなもどかしさ。

もっとキツかったし、もっと楽しかった。



そこで言葉にできない行間を埋めることができるのが、

同じ体験を共有した者たち。

食料を共有する、問題を共有する、体験を共有する。

そして、時間を共有する。

「共有すること、分け合うこと」

この旅で夫婦間をはじめ、多くの人と共有をしたことが

僕らの心を最も満たしてくれたことだったと思う。



夫婦で共有したことのなかに、

「本当に必要な物は意外と少ない」 って発見がある。

この意識を共有したことは、

今後ずっと僕達の生活に影響するんじゃないかと思う。

なにせ旅の間に所有していたのは、

自分らのバックパックだけなのだから。



捨てたから、手放したから、新しく手に入った。

両手から荷物を減らしたら、両手に自由が戻った。

かつては両手に何も持っていなかっただろ?

30代で肩書きを捨てたら、しがらみを捨てたら、

僕は何を失って、何を手に入れたでしょう。

「新しく手に入れるには、まず捨てなければならない。」

これって結構自分の中の革命だよね。

かつて信じてたものを捨てるんだから。

捨てると決断した瞬間に、心に新しい価値が宿ってルールが変わる。

これも旅から帰り、初めて心から納得できました。


どれも使い古された言葉だけど、実はとても深い言葉だった。




旅を経て、数々の経験と思い出を蓄えたけれど、

心の中に、突拍子もない思想を手に入れたわけじゃない。

けど、今書いてきたことが、

どれほど大きなことか、どれほど僕自身を救ったか。

それを思うだけで、僕は想像以上のものを手に入れたと思う。



そして、最後にもうひとつわかったこと。


「やりたいことをやると・・・、 

 そこで、

 やりたいことをやってる人達と出会う!!」



みな何かを決断したからそこにいる。

そしてお互いにパワーを与え合っている。

だから、やりたいことはやった方がいいね。





テーマ : 世界一周
ジャンル : 旅行

撮影動画集 part.2

 
各地で撮影した動画集のpart.2です。


●フアランポーン駅/バンコク(タイ)

午後6時になると、全員が起立する風景。

thai_1_300.jpg 

タイの国営の施設では午後6時になると国歌が流れ全員が起立して国歌を聞く。




●ティージ(女性のお祭り)/ダルバール広場、カトマンドゥ、ネパール


nepal_1_300.jpg 



●バラナシ/インド

india_1_300.jpg 




●モロンダヴァ(マダガスカル)

サラマ~!(こんにちは)

madagascar_1_300.jpg 



●クスコ(ペルー)

peru_1_300.jpg 




●カンクン(メキシコ)

mexico_1_300.jpg 



●バヌアツ共和国

vanuatu_1_300.jpg 





テーマ : 世界一周
ジャンル : 旅行

僕らのこれからの ”行きたいリスト”

 
なぜ、


砂漠の中に、


IMG_6361_350f3.jpg  


船の残骸が、


あるのか?


場所は分かっていますが、いつか行きたいです。


※写真は旅中に機内で読んだ雑誌より
※正解はこの記事の下の方に書いておきました。




▼まるでおもちゃで作られた町?


IMG_6432_350f2.jpg 


トルコのマルマリスから船でギリシャのロドス島へ渡り、

ロドス島からサントリーニ島へ向かうフェリーが

途中立ち寄った島が、ハルキ島。


IMG_6437_350f.jpg 


本当に小さな島で、岩でできた島の港近くに

なんとも可愛らしい家々がはりついて建ってる。

まるでおもちゃのようでした。

フェリーが立ち寄っただけだったので、

僕らは上陸していないけど、

こんな島でしばらく散歩でもしながら過ごしたいなって思った。





▼2人で話していると、他にも行きたい場所は続々あがります。


 雨季のウユニはもう一度行きたいし・・・

IMGP5235_350f.jpg 


 ★アキの行ってみたいところ

  ●オーロラ
  ●ヒンバ族(ナミビア)
  ●メナド(インドネシア)
  ●ガラパゴス諸島
  ●カリブ海(再)

 ★タカオの行ってみたいところ

  ●南仏プロバンス(フランス)
  ●エーゲ海のハルキ島(ギリシャ)
  ●北欧
  ●オーロラ
  ●レンソイス大砂丘(ブラジル)
  ●ニュージーランドの南島
  ●カリブ海(再)
  ●ナミビアのスケルトンコースト(骸骨海岸)
   ※記事の最初の砂漠の船の写真



▼将来、また長期の旅に出ることはあるかもしれないっす。

 次回は、一周にはこだわらないけれど、

 先月タビトバのターミーさんと会った時に話題に出たけど、

 旅で訪れた場所や人々が、

 未来にどう変わっているか、変わっていないか、

 もう一度見に行く、会いに行く旅も面白いと思いました。


 また長期の旅に出るなら、どんなルートになるか?

 これほど楽しい空想はないでしょう。

 でも僕らは、やりたければできることをもう知っています。


 僕は、他の人の旅のルートを見るのが好きです。

 あーここから、こっちに向かったんだ。

 あぁ、この先行くのを迷っただろうなぁ。

 何がきっかけでこの国へ訪れたんだろう?

 とか、いろんな事が想像できて楽しいっす。



▼住むなら?

 僕は

 日本か、オーストラリアか、ニュージーランド。

 自然が多く、治安が良くて、広いところに住みたい。

 僕は学生の頃は新潟の海沿いに行きたくて、新潟に住み、

 鎌倉が好きで今は鎌倉にもう7年住んでますが、

 僕にとって、何処に住むかは

 将来を決定するためのとても重要な要素です。




▼1ヶ月の休みでお勧めするコースは?

 僕らが訪れた国は、全てに魅力がありました。

 ●マチュピチュ~ウユニ(雨季)
 ●田舎で過ごすニュージーランド
 ●トルコ→ギリシャか、ギリシャ→イタリア陸海路
  もうちょっと日数あれば、トルコ→ギリシャ→イタリアは面白い
 ●タイでタイ飯とビーチライフ



旅は謎解きだね。

自分の五感で感じたい。

そう、宝探しですよ。

行くしか分からないっていうその感じ。



テーマ : 世界一周
ジャンル : 旅行

回想録: 眠れない夜の事~(マダガスカル)

 
夕方、マンジャという小さな小さな村に着いて、

村唯一の宿に泊まった。

こんな小さな村にも宿があるなんて驚きだなぁ。

外国人なんて来ないだろうけど。

というか客はうちらだけか。



宿は、一部屋ごとの小屋が建っていて、

シャワーとトイレも付いてる。

シャワー室っていってもどういうわけか土だらけで、

アリんこの大行列とゴキブリ達の先客がいる。

シャワーはもちろん水シャワーなんだけど、

日中も40度近い日々だったので、水でOK。



部屋は4畳くらいのスペースに、

狭いベッドがひとつあって、一応二人でも寝れる。

入り口は木の扉で、小さな窓もある。

ベッドの上には天井から蚊帳が吊るされてる。

ただ、エアコンはもちろんだけど、ファンなし。



どっちみち村唯一の宿なので、OKしか選択はないわけで、

一緒にマダガスカルを旅してる、ゆう&まみ夫妻と

それぞれ一部屋づつ借りることに。



ゆう&まみ夫妻がベッドの下に、殺虫剤を吹きかけたら、

大量の虫が、ベッドの下からもわ~~~っと飛んで

飛散していったそうで。全部、蚊。

まず部屋から大量のアリとゴキブリと蚊を追い出すところから

始めるんだよね。



マダガスカルは

マラリア原虫のハマダラ蚊が生息する区域なので、

どんなしょぼい宿にも蚊帳は付いてる。

マダガスカルの人々も使ってるだろうから。

破れていることもあるけど。



僕ら夫婦は、タイの病院で

マラリア予防薬 「ドキシサイクリン」を処方してもらい、

飲み方と副作用について教えてもらってた。


これを毎日決まった時間に、多めの水と共に

飲まなければならないんだよね。

で、飲んだ後は副作用で気持ち悪くなって吐くと

病院から聞いていたので、

朝飲むと一日の行動が制限されそうな気がしたので、

僕らは毎日夜9時に飲むことに。

ケニアも一部でハマダラ蚊の生息区域だったので、

医者の指示通りケニアに入る前日から飲み続けてる。


中国製のドキシサイクリンを飲んだ旅人から、

ふらふらして気持ち悪くて動けなくて何もできなくなったと

聞いていたので、だいぶ警戒してたけど、

運良く、タイの病院で処方されたのは、

日本製の薬で、副作用も無かったと思う。

すごいよな、メイド・イン・ジャパンって。


マダガスカルに入ってからは、

念の為マラリアにかかったときの治療薬も、薬局で購入。

さらには、雑貨屋で渦巻き蚊取り線香を購入。

色は違うけど、同じ形のものがマダガスカルにも売ってたよ。



それにしてもマダガスカルの日中は暑い・・・

たぶん日中40度超えてるから、

夜も超熱帯夜なんだよね。



そこで、寝る前にいつものように、悩みが。




部屋には、ファンが無い。


ハマダラ蚊、虫、ゴキブリを避けるには、


蚊帳を張ってその中で寝たいが、


当然、蚊帳の中は風が流れないので、クソ暑い!!



1.蚊帳を張らずに、ドアと窓を密閉しておくか。


いやいや、ドアと窓を密閉したら、


暑くて寝るなんて無理!!


じゃあ


2.風が通るように窓とドアを開けて、蚊帳で寝るか。


それでも暑い!! (たぶんマダガスカル人はこれ。)


一番いいのは、外に蚊帳のテントを張って寝る。

ほんとそうできたらどんなに快適だったろうけど、

蚊帳付きテントを購入したのはナミビアへ行ってから。



じゃあマラリア予防薬も飲んでることだし、

虫除けスプレーを体に噴射して、


3.蚊帳を外して、窓もドアも開けよう。


これだと、ゴキブリも虫もベッドの上を這うだろうけど、

仕方がない。


じゃあせめて蚊取り線香を焚いて寝よう。


ドアを開けて椅子を押さえておいて、


窓を開けて、荷物はロックして、


購入したばかりの蚊取り線香に火を付けて、


電気を消した途端。


ガザガザ・・・ ガサガサ・・・


出たよ・・・



マダガスカルのゴキブリ、、、


どういうわけか蚊取り線香を食べにくるんだよね!!!

蚊・虫を我慢するか、ゴキブリを我慢するか、

2択なんだよね!!





ゴキブリはしょうがない。


すっごい近いところでうろうろしてるけど、


もう寝たい。





すると、さらなる試練が・・・


夜11時、宿の隣の店から、大音量で音楽が!!!


年末も近いからマダガスカルの人々も祭り気分か・・・


これじゃ窓とドアを開けて寝られない!!


窓とドアを閉めてみる。


無駄無駄無駄無駄無駄~~!!!!


ぜんぜんうるさい。


そもそもドアと窓を閉めて寝るなんて、


暑くてぜったいに無理!!!



思わず戸外に飛び出し


「STOP THE MUSIC!!!!」


と叫んだね。 届かないけど。


部屋を飛び出して、マダガスカルの若者達に、


あの音楽をなんとかしろ!!


というやりとりが何度かあって、


すこーしだけ音量が小さくなった気がする。


けど、音楽がなかったとしても結局暑くて眠れなかった。


翌朝、マダガスカル人の若者が「昨夜うるさくてごめんね」って


言いにきてくれて、


なんかちょっぴり申し訳なかったな。。


うちらよそ者だし(ここは宿だけど・・・)


ここに音楽以外に娯楽はないしね。


だから


マダガスカルも音楽も好きだけど、


ちょっと眠れなかっただけなんだ、ごめんね。


って返したんだけど。


彼は今どうしてるかな。




テーマ : 世界一周
ジャンル : 旅行

全記事・一覧
記事メニュー

━━↓↓出発前↓↓━━
■世界一周計画 (5)
 ┣●旅について (1)
 ┣●世界一周について (1)
 ┣●ルートと行き先 (1)
 ┗●期間と予算 (2)
■準備編 (5)
 ┣●会社を退職 (1)
 ┣●やる事 (2)
 ┗●持ち物 (2)
■出発直前日記 (4)

━━↓↓出発後↓↓━━
■プロローグ (1)
■[第一部] 東南アジア (35)
 ┣●タイ (3)
 ┣●ラオス (6)
 ┣●とあるビーチ (6)
 ┣●タイ(再) (7)
 ┣●カンボジア (6)
 ┗●マレー半島縦断 (7)
■[第二部] 南アジア (12)
 ┣●ネパール (3)
 ┗●インド (9)
■[第三部] ヨーロッパ (28)
 ┣●トルコ (7)
 ┣●ギリシャ (9)
 ┣●イタリア (6)
 ┗●スペイン (6)
■[第四部] アフリカ (25)
 ┣●モロッコ (3)
 ┣●エジプト (4)
 ┣●ケニア (4)
 ┣●マダガスカル (8)
 ┗●ナミビア・南アフリカ (6)
■[第五部] 南米 (14)
 ┣●ブラジル (2)
 ┣●アルゼンチン・チリ (5)
 ┣●ボリビア (3)
 ┗●ペルー・エクアドル (4)
■[第六部] 中米・北米 (10)
 ┣●メキシコ (4)
 ┗●アメリカ (7)
■[第七部] オセアニア (9)
 ┣●ニュージーランド (3)
 ┣●バヌアツ共和国 (4)
 ┗●オーストラリア (2)
■エピローグ (1)
★旅のコラム (4)
 ┣●旅するあなたへ (1)
 ┣●おれたちは東洋人 (1)
 ┣●旅に出るあなたへ (1)
 ┗●想像を飛び超える日 (1)
★旅中の“なう”集 (12)

━━↓↓帰国後↓↓━━
■Special Thanks To (1)
■旅の振り返り (10)
 ┣●ルートのおさらい (1)
 ┣●お会計 (2)
 ┣●トラブル集 (3)
 ┣●回想エピソード集 (2)
 ┗●撮影動画集 (2)
■トピックス (24)
 ┣●絶景ランキング/10選 (4)
 ┣●地球を旅する 移動編 (2)
 ┣●世界を旅する仲間達 (2)
 ┣●GPSの軌跡と旅する (1)
 ┣●映画と旅する (1)
 ┣●スケッチと旅する (1)
 ┣●世界のビール (1)
 ┣●世界の飯 (6)
 ┣●世界の紙幣 (1)
 ┣●君の宗教は何だ? (1)
 ┣●世界の言語と公用語 (1)
 ┣●世界の人種とルーツ (1)
 ┗●ムービー作りました (2)
■これからの僕ら (1)
 ┗●行きたいところ (1)
■この一年半で感じたこと (5)
 ┣●旅の余韻はなかった (1)
 ┣●旅に出た3つの理由 (1)
 ┣●得たこと (2)
 ┗●僕たちの『旅』 (1)
■エンディング (1)
 ┗●New Adventure (1)
■あとがき (1)
 ┗●そして、新たな… (1)

★発表の場 (1)

 ┗●世界一周写真展 (1)


  ※( ) は記事数
記事更新履歴
月別記事・一覧
始めからぜーんぶ読みたい人は
こちらがおすすめ!
(日付の古い順に表示)
おすすめ記事・一覧
【反響が大きかった記事】
【好きな記事】
【絶景記事】
【よく検索される記事】
【アクセスの多い記事】
 などのおすすめ記事を
 ピックアップ!
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

2人の世界一周ルート
2011年6月 出発
2012年5月 帰国

※地図をクリックすると大きく表示されます。
IMG_3310__380.jpg
Twitter...
[掲示板] ご意見・ご感想
ご意見・ご感想などどうぞ
Comments<>+-
Trackback <> + -
世界一周ダイジェストムービー
ブログ・プロフィール
「300日間 世界一周
(Around the World in 300 Days)」

著者: TAKAO & AKI

TAKAO & AKI

  
いまだ地に足が着いていない
30代バックパッカー(夫)と、
南国志向の元ダイビングインストラクター(妻)。
夫は12年間エンジニアとして
勤めた会社を辞め、
列車・バス・徒歩・船・飛行機を乗りついで、
300日間(+延長)、夫婦で
世界30カ国を旅したお話。

*ブログ開設
 2011年3月31日
*旅の期間
 2011年6月~2012年5月

ふたりの連絡先
連絡先が分からない方は下記の専用フォームから送ってください。
世界を旅する仲間達
RSSリンクの表示