[トラブル集] ATMにまつわるトラブル

 
旅の間のトラブル、ハプニングは数え切れないほど。 

●乗ってたタクシーが追突される
●乗ってたタクシーが追突する
●乗ってたバスがトラックと接触する
●スリに遭う
●泊まってた宿の水道管が破裂して水浸しになる。
●怪我をする。 病気になる。
・・・

などなど、一度には書ききれないので、ちょっとづつ。

今日紹介するのは、 ATMにまつわるトラブル



旅の間の現地通貨の調達の方法には、

日本で国際キャッシュカードを作って、

現地のATMで現金をおろす方法と、

クレジットカードのキャッシング機能を

使って、現地のATMで現金をおろす方法がある。


国際キャッシュカードは、

国によって引き出し手数料が異なり、

現地通貨の両替レートに手数料が数%乗っており、

さらにATMによっては引き出し手数料が別にかかる。


クレジットカードの場合は、キャッシングになるので、

利用する日によって、返済までの期間がかわり手数料がかわる。

ATMによっては引き出し手数料が別にかかるのは同じ。


それぞれ一長一短なので、

旅行者によって、どちら派という風に分かれる。

僕らは、両方の手段x2人を備えている。


しかし、海外ではATMにまつわるトラブルや犯罪はさまざま聞く。


たとえば、


●ATMにカードが吸い込まれたまま返ってこない。 

 銀行窓口や警備員が傍にいれば、トラブルを伝えることもできるが、

 まわりに問い合わせ先がない場合、

 あるいはフライト直前でのトラブルなどの場合は

 なかなか恐ろしい状況に陥る。

 ということで移動の直前にはなるべく使わないようにしている。

 ATMで操作中に町全体が停電に陥って、

 ATMがカードを飲み込んだまま動かなくなったという人もいた。


●スキミング

 噂だが、ATMカード差込口のランプが光っているATMは

 スキミング防止がされているATMと聞いたことがある。
 
 だが海外では、ランプが付いていないATMもざらにある。

 他に見つからない場合には、やむをえず使う。

 僕らは定期的に口座に不正利用がないことを

 オンラインで確認している。

 銀行行内のATMでスキミングに遭ったという旅人もいた。


●ATM連れまわし強盗

 アフリカ。

 特にタンザニアの首都ダルエスサラーム周辺で聞く強盗。

 車に連れ込まれ、脅され、ATMでおろせる限度額までおろさせ、

 おろせなくなるまで次々ATMへ連れまわす強盗。

 狙われるのは旅行者だが、特に日本人。

 無事にアフリカを抜けたので、こうして書けるが、

 強盗の手段としては、かなり警戒していた。




そんな中、僕らが何度も遭遇するATMにまつわるトラブルは、

国際キャッシュカードを使った際の、

現金が出てこない。」というトラブル。


現金が出てこない理由としては、

日本では考えにくいことだが、

要求した細かい紙幣がATMに入っていなかったり、

現金が既にATMになかった場合と思われる。

その場合ATM上は、キャンセル表示が出たり、

他の金額を入力するよう、表示が出る。


ATMの操作は、下ろしたい現金を入力する際に、

あらかじめ表示された複数の金額の選択肢の中から選ぶか、

自分でおろしたい金額を打ち込むかを選ぶことができる。

たとえば、

“100, 500, 1000, 2000, OTHER AMOUNT”といったぐあいに。 

このOTHER AMOUNTを選んだ時、問題は頻発した。



それは。。。

ATMにカードを差込み、PINナンバーを入力し、

金額を入力し、ENTERを押した時点で、

現金が出ようが出まいが、日本の銀行へ

「売上確定データ」なるものが送信され、

口座から勝手に入力した金額を引き落としてしまう。

だが、ATM-現地の銀行-日本の銀行間で

キャンセル処理が正しく行われれば、

「売上確定データ」の後に、

「キャンセルデータ」が日本の銀行へ送られ、

口座へ返金される。


このシステム、後に銀行への質問の回答で知ったことだが

この時点で非常に危うい。



最初にトラブルが起きたのは、ケニア。

ATMで現金をおろそうとしたものの、OTHER AMOUNTを入力せよ

というメッセージが出て、エラーになった。

特に不思議に思わず、額を下げて、

再びおろそうとすると、無事現金をおろせた。

ところが、後日オンラインで口座を確認すると、

エラーで下ろせなかった最初の処理が、

ちゃっかり口座から引き落とされている。


これに気づいて、すぐに日本の銀行へ問い合わせをすることにした。

しかし、手持ちの携帯電話は日本の携帯電話なので、

国際通話料金が適用され高額なので、

長電話などすれば、あっという間に、

間違って引き落としされた額など越えてしまう。

なんとか問い合わせメールを送りたく銀行のサイトを探すと、

「メールで問い合わせ」というコーナーを見つけ、

トラブルの内容を送った。



後日、その回答が日本の銀行から届いた。


「早速ですがお問い合わせの件について回答いたします。

*月*日のお取引¥**** は*月*日に返金予定です。

ご確認いただきますようお願い申し上げます。」


おぉ、無事返金されそうだ。よかった。。。


いや、、、

これは問い合わせて返金されることになったが、

もしや問い合わせなかったら、返金されなかったのでは・・・??

自分でオンラインで口座をチェックしていなかったら、

気づかないまま返金されなかったのでは・・・?



この最初のエラーと銀行とのやりとりを行ってから、

海外ATMと日本の銀行への警戒心はグッと増す。



そして、エラーは2度、3度と続く。


2度目はマダガスカル。

同じように現金が出てこず、

続けてもう一度額を変えて操作すると、

現金が出てきたが、オンラインで口座を確認すると、

ちゃっかり2度引き落とされている。


ここで、再び

日本の銀行のサイトの「メールで問い合わせ」というコーナーから、

トラブルの内容と返金を要求した。


すると今度は、


「早速ですがお問い合わせの件について回答いたします。

 前回お問合せのお取引については、

 現地の銀行からキャンセルデータが届いておりましたので

 ご返金させていただきましたが、

 今回は売上確定データが届いておりましたので、

 引落しさせていただきました。

 お手数をおかけして申し訳ございませんが、

 現地の銀行窓口にお問合せ下さいますようお願い申し上げます。

 また、

 ご不明な点につきましてはVisaカードデスクへご相談ください。

 それでは、今後ともよろしくお願いいたします。」


メールは送信専用メールから送られており、

問い合わせの続きができない。



この送信専用メール。

どこの企業も当たり前のように使っているが、

トラブルの問い合わせに対して

送信専用メールで返されるのは、実に腹立たしい。


再び「メールで問い合わせ」コーナーから以下の点を送る。



送った問い合わせを要約すると、

●ケニアでの1度目のエラーもマダガスカルでの2度目のエラーも

 何ら操作に違いはない。 何故今回は返金されないのか。


●現金が出てきていないのに、キャンセルデータが送られないなら

 システム上のエラーではないか?

 ただ “キャンセルデータが来ないから” では

 何も調査していないに等しい。

 銀行のキャッシュカードを使って起きたトラブルなのに

 それをユーザーに調査を押し付けるとはどういうことか。


●送信専用メールではなく、連絡の付くアドレスを教えてほしい。



数日の後ようやく届いた回答は、


「早速ですがお問い合わせの件について回答いたします。

 前回のお問合せについては*月*日にご回答させていただきました。

 今回も売上確定データが届いておりましたので

 引落しさせていただきました。」


というだけの回答が来た。


質問にも答えなくなった。


売上確定データが来たから引き落とした。

日本の銀行は正しく機能していますよ。

トラブルはあなたと現地銀行との間の問題ですよ。

というのが銀行の姿勢と読み取れる。




こちらの要求としては、この銀行のキャッシュカードを

使って起きたトラブルなのだから、

日本の銀行がトラブルの窓口になれ。

ということである。




そして、3度目のエラーはナミビアで起きる。


僕らのこの日本の銀行に対する警戒心は完全に不信感に変わった。


直近では、アフリカ中部・南部でしか起きていないことと、

このエリアについては、ATM上で自分で金額を打ち込まず、

あらかじめ表示された金額から選ぶということで、

引き出しエラーを回避することはできるので、

このキャッシュカードを利用し続けることもできるし、

予備のカードやクレジットカードでのキャンシング利用

での現地通貨調達もできるので、旅を続けることはできる。


だが、どうしてもその対応に納得が行かない。


考えに考え抜いた末、一言だけ渾身の一文を送った。


「 “売上確定データが送られてきたので引き落とした” という回答は、

 コンピューターが吐き出す回答であって、

 顧客の質問に答える銀行の回答としては受け入れません。」



ここで初めて反応を示した。


「早速ですがお問い合わせの件について回答いたします。

 前回のお問合せの時点で資金返還請求の

 お手続きさせていただいておいます。

 お待たせしており申し訳ございません。」


おぉ、ついに動き出したか。

 ・
 ・
 ・


そしてあーだこーだの後、数ヶ月が経ち、


「2011年12月28日からお問い合わせをいただきました件ですが

 資金返還請求手続きが成立しましたので本日口座に返金

 いたしましたのでご確認お願いいたします。」



そして、連絡と共に、お金が入金された!!


記事では要約したが、長い闘いだった。


ほんと無駄な時間を使った。 やれやれだぜ。。



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私もやられたよ

年末に中米に行ったら、いつの間にやらスキミングされていて、帰国後の2月になぜか行っていない南米のチリでキャッシングしたことになってたよ(怖)
もちろん、がっつり異議申立てをして返金してもらったけどね。ほんと旅にはつきものだよね。

かずみさんへ

ほんとだね、どこでスキミングされてるかわからないね。
うちらのまわりで知ってるだけで5組被害にあってるから、
うちらも既にやられてるかもね。
スキミングじゃないけど、この前、
海外で日本の某格安旅行会社で現地ツアーを申し込もうとしたら、
クレジットカードの名義と番号と期限と裏面の3ケタ番号を
教えてくださいって言われて、ありえない!って思って断ったよ。
web決済ならともかく電話口で口頭でメモするなんて、とても信用ならないし。
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「300日間 世界一周
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著者: TAKAO & AKI

TAKAO & AKI

  
いまだ地に足が着いていない
30代バックパッカー(夫)と、
南国志向の元ダイビングインストラクター(妻)。
夫は12年間エンジニアとして
勤めた会社を辞め、
列車・バス・徒歩・船・飛行機を乗りついで、
300日間(+延長)、夫婦で
世界30カ国を旅したお話。

*ブログ開設
 2011年3月31日
*旅の期間
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