#44 インド横断!~(インド)

 
さぁインド横断


僕らの移動ルートは、

ネパールから国境の町スノウリを通り、

南下してゴーラクプルの町を経由してバラナシへ。

そして2週間かけて、列車で西へ。西へ。


 ●スノウリ Snauli (国境)
  ↓     バス 4時間
 ●ゴーラクプル Gorakhpur
  ↓     列車 9.5時間
 ●バラナシ Varanasi
  ↓     列車 12時間
 ●アーグラー Agra
  ↓     列車 4時間
 ●ジャイプル Jaipur
  ↓     列車 6時間
 ●ジョードプル Jodhpur
  ↓      列車 6時間
 ●ジャイサルメール Jaisalmer
  ↓


インドの鉄道は、インド人にも人気が高い。

決して快適とは言えないので、なぜいつも混雑しているのか

わからないが、とにかくインド人がたくさん乗っている。


窓には、窓からの乗車を防止するため、鉄格子がはめられている。


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列車の多くは、夜間も走るので、寝台車が必ずあり、

町から町への移動は、深夜列車の寝台となる。



席のクラスが割りと細分化されていて、

 ●ファン(扇風機)・シート席

 ●ファン(扇風機)・寝台

 ●エアコン・寝台(3段)3等

 ●エアコン・寝台(2段)2等

 ●エアコン・シート席

 ●1等 など。


エアコンがガンガンきついので、僕らはいつも

ファン・寝台(Sleeper Class)を選んでる。

このクラスはベッドが3段。

日中は上段と下段だけが座れるようになっていて、

中段は、背もたれになっている。

寝る時間(まちまち)になると、

自分達で、背もたれを起こして中段のベッドにする。

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ベッドというよりは、ただの棚と言った方が近い。

ファンなので、窓はいつも全開の事が多いので

砂が飛んできたり、

停車時には、蚊や虫が入ってきたりで、

快適と言うには・・・ちょっとほど遠い。




このファンの寝台車、大きな駅へ向かう時、

全席指定のはずが、気づけばなんだかインド人の数が多い。

6人+2人の8人コーナーで、気づけば19人。


ちょっと・・・  切符買ってないでしょ、あなた達・・・


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駅に改札がない為、誰でも列車への出入りが自由。

時々車掌が切符を確認しにくるが、来るタイミングを知ってるんだな。

来る頃には、みんな降車してる。



ゴーラクプルの町では切符の購入にかなり苦戦、

というか完全にめげたが、

アーグラー、ジャイプルなどは町が大きく、

英語が通じるスタッフの外国人窓口があるので、

横断のための列車のチケットを購入することができた。

横断してもわずか二人で3000円足らずなのだから安い。







そして、

★アーグラー Agra


歓喜の舞

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タージマハル

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美しい・・・





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★ジャイプル Jaipur

砂漠の州ラージャースターンの州都。

町の名はジャイプル、別名ピンクシティ。

見所は、シティパレスや、ジャンタル・マンタル(天文台)

興味がある人は調べて。


ジャンタル・マンタル(天文台)

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アルベール城

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風の宮殿


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★ジョードプル Jodhpur

別名:ブルーシティ


メヘラーンガル砦

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メヘラーンガル砦からのブルーシティの眺め・・・

この風景にはあこがれてた。

ブルーシティ 、感動・・・


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夜、城を眺めながら、宿のはからいで無料ヨガ教室。

一番右端にいます。

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そしてさらに西へ旅する2人。




★ジャイサルメール Jaisalmer

砂漠の入り口

別名ゴールデン・シティ


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城の中の宿に泊る。

城の中は車が走らないから、とても静か。

夕日に染まる城を、城から眺める。




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#45 インドを好きになる理由~(インド)

 
インドへ来るまで、ぼくたちはインドへどんなイメージを
 
持っていただろう。


詐欺、ぼったくり、強盗、テロ や カースト制、物乞い。

ヒンドゥー教、ガンガーでの沐浴。 タージマハル。



そりゃあ、ここへ来るまで、数々の関門があった。 

 ●ヤクザ支配のスノウリ国境越え

 ●辿り着かない宿

 ●道を歩けば牛のうんこ。(大都市デリーを除く)

 ●観光地での客引き。


ほんと楽じゃない。

ほとんどマイナスイメージか。



しかし、実際のところ、僕らがインドに滞在している間に

感じたことは、だいぶ違う。

そのギャップに自分達も驚く。

プラスイメージも充分に多いのだ。



入国前、僕らは少数のマイナスイメージだけに振り回されて

先入観を持ってインドを見ていた。



インドを語るなら、まずインドへ行かなければならない。

自分の目で見て欲しい。



ただし、初めて個人でインドを旅をするならば、

本当に心してかかるべき。

数々の落とし穴と、一部の人達による

個人旅行者から金を吸い上げるシステムができあがっている。

システムをくぐりぬけるには、それなりに対策と気合が必要だよ。




それを突破できたなら、次にあなたは素敵なインドと遭遇する。




インドを個人で旅するなら、インド人と触れ合わずに

旅することはできないだろう。


インド人は、とてもフレンドリーだ。

道を聞いても、ほぼ全ての人は本当の事を教えてくれた。


インドを長く旅する者達は、そんなインドを知っている。

だからまたここへ来る。


これまでの旅で一番おもしろかった国はどこかと言えば、

間違いなく、インドなのだよ。


それは遺跡でも、沐浴できるからでもなく、

インド人を好きになるから。

(もちろんタージマハルはあまりに美しいし、

リピートする理由はいろいろあるのだけれど)



この人なつっこい国民性は、なかなかない。



(そして時々本気でしつこい・・・)





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- - - - - - - - - -



インドの音楽ってかなりカッコイイ。

日本の音楽をあげるから交換しようぜってことで。


ipod の音源を交換しながら、

こうして世界中の音源を集められたら素敵だろ?


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インドの砂漠の町ジャイサルメールで、

城で生まれ、城に住む彼(Deepu)の口ぐせは

「Up To You. (君しだい)」。




インドを理解するとか受け入れるとか簡単に言えない。

理解を超えたことと遭遇した時、

まずはインドを拒絶するかしないか。

それは君しだい。


インドは僕らの心に、色濃くそして割と優しく残りました。



- - -


と、インドを持ち上げてるそばから、

観光地では、商売人相手ではインドの印象は違う。


写真を撮っていると、ほぼ金を要求される。

「チップ、チップ!」

「ギブ・マネー!」


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●インド人の商売人

 「写真撮りたい? ほらほら撮りな。 」

 「撮ったろ? 20ルピーよこせ  」


●カチンと来るおれ

 「今撮った写真見たいか? ほらほら見な。  」

 「見たろ? 40ルピーよこせ  」



日本人なら皆たやすく金を出すと思うな。



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#46 インドあれこれ

 
★インドに渡ってから、新しい習慣が身についてた。

それは、チャイと呼ばれているミルクティー。

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ネパールでもあったが、

何かあるごとに、チャイを飲む。




このチャイ、砂糖たっぷりのミルクティーなんだけど、

日本にいるときは、ミルクティーなんて全然飲まなかったのに、

ここインドでは、チャイが旨い。


路地にもチャイ屋はあるし、列車の旅でも

停車中に売りに来る。

器がちっちゃいので、小休止にぴったり。

通常1杯 5ルピー(≒8円)。




★そして、インドのラッシー。

まじで旨い。

日本でこの味が飲めたかというと、

ちょっと記憶にない。


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★インドの飯

カレーは旨いけど、毎日なんてムリ。

そんな時は、炊き込みご飯のようなビリヤニ。

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★インドの駅。

深夜発や早朝発も多いので、インド人達は駅構内、外、

ホーム、ウェイテングルーム、いろんなところで寝る。


最初ゴーダクプルの駅で初めて見たときは、

驚いたけど、じきに慣れた。

昼間の蓄熱でアスファルトが暖かいので、

硬い椅子で仮眠取るより気持ち良さそう。

横になって列車を待ってるインド人が正直うらやましかった。

セキュリティ上僕らにはできない。

写真の人達は何も敷いてないが、

大抵の人は、下に布を敷いて寝ている。


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★ネパール、インドの女性が着ているサリー。

あるいは、サリーに似た民族着(たぶん普段用)。

家に居る時用のサリー、外出用のサリー、

儀式の時のサリー、用途に応じて何着も持っているらしい。

驚いたのは、男に混じって民族着を着たまま土木作業をしてた女性。

インドは基本的には男が外で働き、女性は家を守る

スタイルなので、普通のケースじゃないだろうが、

こんな時でもサリーを着ていないといけないなんて。。。

女性って大変だ。。。



男性も伝統的な服があるが、特別な日しか着ない。

いつの世も男の服装は適当だ。





★東南アジアの犬は、見た目も病気持ちっぽい。

いつも死んだようにぐったり寝ている。


インドの犬は、さらに棒で叩かれて、見るからに可哀相。。

死んだように寝ているというよりは、死にかけてる。

犬にとってもここは生きるのは楽じゃなさそうだ。





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#47 西へ。西へ。

 
2人の行方・・・  西へ。西へ。 




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夜更けの砂漠。 月明かり。

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パキスタン国境まで40km。






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ブログ・プロフィール
「300日間 世界一周
(Around the World in 300 Days)」

著者: TAKAO & AKI

TAKAO & AKI

  
いまだ地に足が着いていない
30代バックパッカー(夫)と、
南国志向の元ダイビングインストラクター(妻)。
夫は12年間エンジニアとして
勤めた会社を辞め、
列車・バス・徒歩・船・飛行機を乗りついで、
300日間(+延長)、夫婦で
世界30カ国を旅したお話。

*ブログ開設
 2011年3月31日
*旅の期間
 2011年6月~2012年5月

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